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インドネシアの独立記念日とバリのお葬式と息子のアイデンティティ

こいのぼり
5月には、こいのぼりを揚げてみました。

先日のインドネシアのニュースですが、
独立記念日の式典で、
国旗を掲揚する任務に選ばれた学生たちの中に
フランスとインドネシアの二重国籍を持つ女子がいて、
その理由から、国旗掲揚のチームから外されたんですって。

それが物議を かもしまして、結果、
「掲揚」係は外されたけど、「降納」係に任命され、
まあ丸く収まった、ということでした。

ところで、バリ島の8月、といえば「お葬式」シーズン。
結婚は時を選べますが、お葬式は選べないんじゃないの?と
普通思いますね。

バリのヒンズー教では、お葬式の仕方が二段階になってまして、
家族が亡くなってしまった、
でも今はヒンズー教の神様の祭典の時期、というような場合、
とりあえず土葬します。
村々には土葬をするお墓がありまして、
亡くなってすぐ、から数日の内に土葬をします。

または、亡くなった時が神様の行事が何も無い、
葬式に適した時期であった場合、
また火葬式をする資金がある場合、
亡くなって数日後の日を選んで、
土葬をせずに火葬することもあります。

そして、毎年8月前後のこの時期は、
どこかしらの村々で 数年に一度の合同火葬式をしています。
それまでの間に土葬されて眠っていた故人は、
家族に起こされて、火葬されるということです。

なんで8月なのか、というとバリでは8月は乾季で涼しい、
火葬式が行いやすい、ってことらしいです。
でも近年はエルニーニョなのかラニーニャなのか、
8月でも土砂降りがあったりしますが・・・

雨が降ると、燃えませんからね。ご遺体が。
日本のような建物のある火葬場ではありません。
野天に儀式用の形式的な
ごくごく簡単な布の屋根をつけた所ですから
雨が降ったら、なかなか大変です。

私の住むところは本家の集まる田舎ですから、
おのずとお葬式が多いですが、
8月の大きな火葬式がある日の前には、
亡くなるお年寄りが多いような気がする。

あの世へ行く大きな、立派な船が出るから
「あ、私もこの便に乗るかあ」
ってな感じなのかもしれない、と この時期、いつも思います。

そして、息子のアイデンティティ。
アイデンティティとはなんぞや?
英語なんか使わないで、日本語で言うと「自己同一性」
もっと訳わからなくなりましたが、つまりは
「私は何者なのか?」

息子はバリ人の父と日本人の母に生まれた、ハーフ。
日本には、「国籍の留保」という
「大きくなったら、どっちの国籍にするか自分で決めるから待ってて。」
という 届けを出しています。

インドネシア側には、普通に出生届を出して、
「ムリンギ村のワヤンの息子」として登録してあります。
今後、息子が日本へ行きたい時は「アフィダビット」を作って、
日本のパスポートだけでインドネシアの出入国ができるように
するんですよね。(これで合ってますか???)

国際結婚の家族で それぞれ考えが違うでしょうが
私は、息子はインドネシア人だと思っています。
実際、バリで生まれてバリで育って、
今までバリ島外に出たこともありませんし。
でも言葉を考える頭の中は、日本語かもしれない。
初め、インドネシア語だけで育ててたんですが、
私のインドネシア語能力がもう限界だったのと、
このままインドネシア語や方言であるバリ語だけで育ってしまうと
同居している母である私と意思疎通が難しくなってしまう、と
私が話しかける時は、日本語だけにするように変えました。
それが3才くらいの時かな。
今は、インドネシア語も方言も話せますが、
多分、日本語で考えて、それを翻訳しているかもしれない。
時々は、反対に、どちらか簡単なほうで話しているかな。

地元小学校からこのまま地元中学、高校、
もし学力と学費があれば、バリ島内の大学へ、
万が一にも、奨学金なんてもらえるような機会があるなら
もちろんどこでも、いろいろ学んでいって
バリで仕事に就いてもいいし、日本で仕事に就く資格もあるし、
そうやって「日本語が上手なバリ人」として成人してくれることを
願っています。

息子本人はどうしたいのか、なんて
自分自身でも、その時になってみないと分からないでしょうがね。

前出の、国旗掲揚を外された女子も、
インドネシア人としていたかったんでしょうね。
彼女の宗教は分かりませんが、
バリ人との結婚の子供は、バリヒンズー教として見られます。
生まれてから、そのような成長の儀式をして、バリ人として成長して
年を取ったら、さっきのようにバリヒンズー教のお葬式をすることが
決まっています。

お年寄りのお葬式に参列するたびに
「僕らも年を取ったらこうやってあの世に行くんだな」と
確認して生きているんでしょうね。
バリにいても海外にいても、
アイデンティティというのは変わらないのです。

さて、その息子の母である私。
国籍をインドネシアに変えているママさんも多いでしょう。
私はもう8年弱日本に帰ってませんが、日本国籍です。
結婚の儀式の一連で、家族の一員に入れてもらったようなので
(どの儀式がそうだったのか、わかってませんが・・・)
寿命がきたら、村のお墓に入れてもらえるようではありますが
果たして、ワタシはどうするつもりなのか?

こんなことがありました。
すぐお隣の家の長男さんは、
ジャワ島出身のイスラム教の女性と結婚したんです。
女性は結婚と同時に改宗して、村の寺院のお祭りにも
バリヒンズーのお供えを持って参拝したりして
慣れないながらも、他のバリ主婦と変わらない生活をしてました。
それが急に体調が悪くなって(持病があったということですが)
急逝しちゃったんです。

家族で話し合った結果、
葬儀はジャワ島の実家で行い、ジャワの仕方に乗っ取り、
24時間以内に実家の村に土葬したんですって。
その奥さんはジャワの人としてあの世に行ったんですなあ。

さて、私のアイデンティティとは。
あいかわらず甘ったれではありますが、
息子も手がはなれてきましたし
今度は息子のアイデンティティではなく、
自分自身のアイデンティティの心配でもしないと。

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[ 2016/08/19 14:00 ] バリ島の子育て | TB(0) | CM(0)

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