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バリのお葬式はすべて家族で手作り。

私の住むバリの夫の実家は田舎なので
ほとんどの家が日本で言うところの「本家」の集まりで
家の周りはほぼ親戚。血族か姻族です。

斜向かいの家の、夫のおばあさんの弟の息子、
つまり夫の叔父なんですが、そういえば最近見ないな、と
思ってたら寝込んでいたそうです。なんでも右腹が痛いとか。

六日前の夕方、義父がその家に行きたいから付き添いして
(階段がきつい)というので、何しに行くのかな?と思いました。
息子を連れて行ってみて知りました。

私と息子はその叔父の寝室に入らなかったんだけど、
起き上がれないそうです。
もう病院には行ったらしいし、病名はなんなんだろう、と
思っていたら、その3時間後に亡くなってしまったそうです。

その叔父は稲作一筋。
ライト級キックボクサーみたいに全く贅肉のない筋肉隆々で、
タバコは吸うけどお酒とか飲む機会もない、
成人病とか無縁に見える人でした。


バリではお葬式は日を選びます。
神様の儀式のある日は神様専用、
人間の儀式は人間専用の日に行うそうです。
なので亡くなってから六日間待って、今日9月1日にお葬式でした。
そういう訳で今日はお葬式だけでなく結婚式にも
ポトンギギ(バリの成人式的儀式)にもいいそうで
従妹やその同級生には他の村から結婚式の招待状が来てました。

お葬式当日の朝、家族がご遺体を清めて新しい正装を着せます。
この時なるべく多くの家族が手を出して
手伝ってあげるといいそうです。
去年、うちで義兄が亡くなった時は私もその儀式に参加しましたし
4才の息子も同席しました。
今日の叔父の儀式の場合は昨日行ったそうで、
参加できませんでした。

この村では村の火葬場に出発するのは、正午を過ぎてから、と
決まっているそうなので、11時頃斜め向かいの家に行きました。
P1110227s-.jpg
火葬場へ行く棺が用意してあります。
これは家族や町内会の男性達の手作り。

12時数分後に司祭の合図で火葬場へ出発しました。
町内会の男性達が担いで、
女性達が儀式に使う品々を頭に載せて運びます。
2014-09-01 12 27 36s-

ここが火葬場です。野天です。
2014-09-01 12 34 01s-
村の人々は皆、ここに埋まったり、ここで火葬されます。
家族に見守られながら、
というか見つめられながら燃えていきます・・・

私は日本でも、なんというかお葬式慣れしてまして、
バリでも何回も参列してますので、平気なんですが
考えてみれば、相当ショッキングな光景かも。

以前のひいおじいさんの火葬の時は、ご遺体は見えなかったんですが
今回、叔父の足がちょっと目に入りました。
座っている場所によっては、全部見えている人もいたでしょう。

火葬はこのまま行われて、しかも担当の「葬儀屋」さんは
息子の幼稚園の園長先生。
どっちが本業か。(他にもう一つ自転車屋さんもやってます)

バーナーの強い火で火葬を執り行っています。

息子が夫と休憩所にいったようなので、私もそっちで待とうかな、と
移動すると、夫が移動の際に息子に
叔父のご遺体を見せたという。

どう思った?こわかった?ときくと、
「全然。」とのこと。

私 「家族だからね。こわくないよ。」
息子 「家族じゃないと?」
夫 「関係ない人は、見に来ないよ。
   だから見にきた人は誰もこわくないの。」

将来、息子も親戚や町内会の火葬式の手伝いをしますから
「僕はこわくてできません。」なんて言っていられませんね。
子供や若い女性も普通に、叔父が野天で火葬されていくのを
当たり前のこととして見守っていました。

乗って来た棺も、儀式の品々も全部同じ火で燃やされ、
まるで海外旅行に行く人を空港で見送るように、
飛行機が出るまで、みんなで見送ります。
たくさんの品々はあの世に行くための必需品で、
もしなにか足りなかったら、
あとであの世から国際電話が掛かってきます。
というのは、数日後「口寄せ」のようなバリアンという人の所に行って
亡くなった人に「そちらはどうですか?」と訊く行事があります。

その時「携帯グッズの中に足りないものがあって、
     あの世に入れないよ!」とかメッセージがあるので、
その場合はその品を作って、あの世の叔父に送るそうです。

叔父は娘二人だけで、長女は嫁いで一女一男いますが、
次女は未婚で、いま叔父の家は叔母とその次女二人きりなので
私の勝手な考えでは
「もう少ししたらその次女がお婿さんをもらって、そして子供ができて
 それが叔父の生まれ代わりになるんじゃないかな・・・」
と思うんです。
でも夫は「おめーは何言ってんの」って顔してますけどね。


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[ 2014/09/02 06:00 ] バリの出来事 | TB(0) | CM(4)

インドネシアでは基本的に家族の手でお葬式の準備が行われていくのですね、亡くなられた方にとったら最後に親族に手をかけてしまうものの嬉しいことのように感じました。ご愁傷様です。
[ 2014/09/04 16:06 ] [ 編集 ]

急なお葬式があったようで、大変でしたね。

もっともお葬式って、だいたいが突然なものですけど。
[ 2014/09/11 22:55 ] [ 編集 ]

やまださんへ

おそれいります。
昔の日本もこんな感じだったと思います。
バリもこれから変わるんでしょうかね。
[ 2014/09/11 23:27 ] [ 編集 ]

みかんさんへ

私はガイジン嫁でみそっかすなので、ホントに参列しかしていないのですが、
その家の人々は大変そうでした。

バリでは火葬の日を選ぶので6日間も待ちましたが
同じインドネシアでもイスラム教では、
亡くなって24時間以内に土葬しないといけないそうで、
バリで亡くなっても急いでご遺体を故郷の島に連れ帰らないと
ならなくて、参列する人も間に合わないかもしれないそうです。
[ 2014/09/11 23:33 ] [ 編集 ]

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